ホワイトニング・審美治療
ホワイトニング・審美治療
歯を白くすることをホワイトニングといいます。
ホワイトニングには2種類の方法があり
①歯の色素を脱色する(ブリーチング)
②表面の汚れや着色を取る(クリーニング)
に分けられます。
ブリーチングは保険適応外です。クリーニングは歯周治療の一環として、保険診療で行うことが多いです。
ブリーチングには2つの方法があります。
①歯科医院で行うもの(オフィスホワイトニング)
歯ぐきを保護して、歯に薬液を塗り光を当てて、15分ほど待ちます。
これを3回繰り返します。治療時間は60~80分ほどで、22,000円になります。
メリット
・短期間で白くしたい方(イベント事を控えている方など)。
・歯科衛生士が施術するため、安心して受けられる。
デメリット
・ホームホワイトニングに比べると歯がしみやすい。
・短期間で白くしていくため、後戻りが早い。
※白くなる程度は個人差があります。
②マウスピースを使うもの(ホームホワイトニング)
歯科医院でマウスピースを作成します。自身で、薬剤をマウスピースに入れて、装着します。
マウスピースは2週間~1か月程度使用します。
当院ではマウスピース作成まで、2回診療が必要です。22,000円で行っています。
メリット
・歯科医院に通う回数を減らせる。
・自分の好きな時間に出来る。
・薬液を時間をかけて浸透させていくため、白さが持続しやすい。
デメリット
・効果が出るまでに時間がかかる。
・マウスピースを1日に2時間ほど装着する必要がある。
・色の濃い飲食物を控える期間が長い。
・回数を重ねて行いたい場合、薬液を再度購入する必要がある。
※オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うデュアルホワイトニングという方法もあります。
ホワイトニング後24時間は特に着色しやすいため、色の濃い飲食物や酸性飲食物に注意が必要です。
例・飲み物 コーヒー、紅茶、コーラ、赤ワイン
食べ物 カレー、ミートソース、醤油系の色の濃いもの、チョコレート、レモンなど
*喫煙や色の濃いうがい薬の使用にも注意が必要です。
・妊娠中や授乳中の方
・無カタラーゼ症(高原氏病)の方(過酸化物を分解できない)
・知覚過敏が強い方
・18才未満の方は、状況によって
・重度の歯肉炎や歯周炎の方(症状を悪化させてしまうことがある)
・光線過敏症の方(オフィスホワイトニングのみ) など
審美歯科とは、「歯や口元の美しさに焦点を当てた総合的な歯科治療」のことを指します。
歯科医師は「痛みを取る」や「噛める」などの機能面だけでなく、見た目のことも常に考慮して治療しています。
つまりほとんどの治療は審美歯科的側面を含んでいるということになります。