抜歯・口腔外科
抜歯・口腔外科
「歯を抜きたくない」 という気持ちは皆持っていると思います。
なるべく抜かないように努めますが、抜歯せざるを得ないケースがあります。
①歯ぐきがやせてぐらぐらになった歯(歯周病が悪化した歯)
②むし歯で根だけになってしまった歯
③根に縦の亀裂が入っている歯や根が割れている歯
④横を向いている親知らず
⑤根の治療をしても症状が改善しない歯
簡単に言うと以下のとおりです。
①麻酔をします
②歯を抜きます
③細菌のすみかがあった場合、それを取り除ききれいにします。
日本人の約80%には親知らずが存在します。
きちんと生えていて、しっかり管理ができている場合には抜く必要はありません。
むし歯や歯ぐきが腫れるといった症状がある親知らずは抜歯が必要になります。
口腔外科出身のDrが抜歯を行います。お気軽にご相談ください。
・粘液嚢胞の手術
粘液嚢胞とは唾液腺(唾液を出す工場)から、唾液が詰まって膨らんでしまう病気です。唇や舌の裏側にできることが多いです。原則として摘出手術が必要になります。
メスで切開を入れて、摘出し、糸で縫います。
・歯の移植術
歯を抜いたところに、別の場所にある機能していない歯を移植する治療です。
親知らずを移植するときのみ、保険適応になります。
歯の大きさと移植される部位の骨の大きさが適合している必要があります。
移植後は根の治療と被せものが必要になります。
親知らず以外を移植する場合は自由診療(165,000円)になります(検査代、根の治療と被せものの代金も含まれます)。
舌や唇、歯ぐきには身体の他の部分と同じように、腫瘍(できもの)や嚢胞(袋状のできもの)などの病気が発生します。
最も多いのはアフタ性口内炎ですが、悪性腫瘍ができることもあります。
気になる症状がある場合にはお気軽にご相談ください。
※診断を確定するには大きな病院での検査が必要になります。
顎の関節に ①痛み ②音 ③運動障害 のいずれかが生じる病気です。
Ⅰ型~Ⅴ型までの種類があり、治療は
・薬を内服して治療するもの
・ストレッチを行うもの
・マウスピースを使用するもの
など様々です。
私(院長)も顎関節症を持っていて、気持ちはよくわかります。お気軽にご相談ください。
いわゆる「顎が外れる」ことです。自分やご家族で元の位置に戻すことが困難な場合はご相談ください。
当院では顎関節脱臼防止用のバンドも準備しております。
※顎が外れて長い時間(2~3日以上)が経過してしまうともとに戻すことが困難になります。早めの対処が重要です。