「甘いものでむし歯になる」は本当? 食習慣とむし歯|前橋リリカ歯科ブログ

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「甘いものでむし歯になる」は本当? 食習慣とむし歯

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甘いものでむし歯になるは本当? 食習慣とむし歯 

<2024年04月21日>  ✑ むし歯・根の治療  ✑ 予防歯科

むし歯になりやすい食べものと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。ケーキやお菓子など甘いものではないでしょうか。

 

今日お伝えしたいのは以下の3つです。

 

①砂糖摂取の総量は、むし歯のなりやすさと関係がない

②むし歯を防ぐためには間食を減らすことが大切である

③糖を含む食品でも、むし歯になりすいものとなりにくいものがある

 

毎日ケーキを食べても、間食として食べなければそれほどむし歯は増えません。

1)接種する砂糖の量が増えるよりも、砂糖の摂取回数が増える方がむし歯のリスクが高いことがわかっています。2)糖を含む飲食は14回までが望ましいです。

 

細菌は食べものを餌に酸を出します。その酸が、歯を溶かし、むし歯になります。唾液には酸を中和する機能と溶けた歯を修復する機能があるのですが、食事の頻度が高いと、この2つの機能が追いつかなくなり、むし歯が進行してしまいます。

職業柄間食が多い人(味見をする必要がある人など)はむし歯のリスクが高いと言えるでしょう。

 

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

どうしても間食を増やしたい方は、2)生野菜、牛乳、チーズ、ナッツ類(どれも砂糖を加えていないもの)が望ましいです。

 

砂糖を含む間食が必要な人はフッ化物の利用頻度を増やしましょう。

 

次回はちょっと休憩して歯科医院の構造について説明します。

 

【参考文献】

1)歯界展望20217月号:ライフステージ別のう蝕予防と管理1

2)カリエスブック 5ステップで結果が出るう蝕と酸蝕を予防するカリオロジーに基づいた患者教育 伊藤直人

3)甘いものはどれくらい気をつけたらいいの?

https://note.com/sho_x/n/n4f288d51f84a